新型コロナ

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新型コロナウイルス 第5回抗体保有率検査(住民調査)速報結果。前回比9~12倍と大幅に上昇。だが東京や大阪でも30%未満と、諸外国に比べれば遥かに低い。「脱マスク」で犠牲者が増える可能性も。

2月8日に開かれた第116回新型コロナウイルス感染症対策アドバイザリーボードにおいて、「第5回抗体保有率検査(住民調査)速報結果」が示されました。宮城県、東京都、大阪府、愛知県、福岡県の住民から無作為抽出により選ばれた人に封筒を送り、任意で...
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妊娠中の母親に新型コロナワクチンを接種すると、乳児の感染/入院リスクを下げるという研究結果(カナダ)。

以下の研究によると、妊娠中の女性にmRNA新型コロナワクチンを接種すると、その女性から産まれた乳児が感染・入院する割合が下がったとのこと。妊婦が新型コロナに感染すると重症化するリスクが高いので、以前からワクチン接種が強く推奨されています。加...
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新型コロナの影響により、2020年の「がん検診」の受診率が減少したとの調査結果。がんの発見率・死亡率に与える影響が懸念される。

以下の研究で、新型コロナが蔓延し始めた2020年の「がん検診」の受診率が低下したという調査結果が出ています。2017年~2019年度と比較して、2020年度は以下の通り、がん検診の受診率が減少した。上部消化管造影検査(バリウム検査)による胃...
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普通のタバコだけではなく、加熱式タバコでも新型コロナで重症化するリスクが高くなる、という日本での研究結果。併用しているとリスクはさらに高くなる。

大阪公立大学大学院医学研究科 呼吸器内科学の浅井 一久准教授、大阪国際がんセンターがん対策センター疫学統計部の田淵 貴大部長補佐らの研究グループによると、火をつけて吸う一般的なタバコだけではなく加熱式のタバコであっても、新型コロナに罹患する...
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オミクロン株対応ワクチンの2回目を打ちたいという人を見かけますが…今のところ接種できるのは1回だけ。

以前、反ワクチン派が「3か月に1回ワクチンを打つなんてとんでもない!」と、勘違いして騒いでいるという記事を書きました。既にオミクロン株対応ワクチンを接種した人の中にも、この勘違いをしている人がいるようです。Twitterで複数の人が、「オミ...
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新型コロナワクチンの接種が長期的な後遺症を減らしているという研究。

新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の長期的な後遺症について、デルタ株が広がるより前の期間(プレデルタ期)、デルタ株が広がっていた期間(デルタ期)、オミクロン株が広まってからの期間(オミクロン期)に分け、感染後3か月における症状を陽...
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中国・上海におけるCOVID-19の小児症例に関する大規模多施設コホート研究。3歳未満の小児は重症化しやすい。家族がワクチンを受けることで小児を新型コロナから守ることができる。

中国・上海市において新型コロナウイルスに感染した小児患者のデータを分析した研究。まとめると、以下のような内容となっています。36.8%の症例は無症状であったが、7.5%は中等度から重度のCOVID-19を有していた。3歳未満の小児では中等度...
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ジョージ・ワシントン大学の関係者を対象とした「新型コロナ後遺症」に関する調査結果。陽性の30日後、36%が後遺症に。「ワクチン未接種者」「喫煙者」は後遺症になるリスクが高い。

ジョージ・ワシントン大学の関係者(学生・教職員を含む)のCOVID-19患者1,338人を対象とした、コロナ後遺症の有病率と予測因子に関する調査結果。要点は以下の通りです。陽性判定の30日後にコロナ後遺症だったのは36%コロナ後遺症が多く見...
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新型コロナワクチン、アメリカでは初回接種より「起源株+オミクロン株」の2価ワクチンを用いる方向へ。日本も追従か。

現在、アメリカや日本では接種1・2回目は従来の「起源株(従来株)」対応のワクチンを用い、3回目の追加接種(ブースター接種)から「起源株+オミクロン株」対応の2価ワクチンを用いる、という形で新型コロナワクチンの接種が進められています。これが、...
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小児は新型コロナにかかっても、細胞性免疫・再感染への抵抗力がつきにくい可能性

小児は自然免疫による抵抗力が強く、新型コロナウイルスが早期に排除されるため、新型コロナにかかっても軽症・無症状で済む場合が大多数です。しかし以下の研究によると、同じように軽症・無症状で済んだ成人と比較しても、子供のほうが細胞性免疫や再感染へ...