新型コロナワクチン、アメリカでは初回接種より「起源株+オミクロン株」の2価ワクチンを用いる方向へ。日本も追従か。

現在、アメリカや日本では接種1・2回目は従来の「起源株(従来株)」対応のワクチンを用い、3回目の追加接種(ブースター接種)から「起源株+オミクロン株」対応の2価ワクチンを用いる、という形で新型コロナワクチンの接種が進められています。これが、初期接種から同じワクチンで統一する、という方向へ進みそうです。

米食品医薬品局(FDA)の諮問委員会は、今後は初期接種とブースター接種で同じ変異株に対応したワクチンを使用することを全会一致で支持したとのこと。アメリカで問題なしというデータが出てくれば、日本も追従することになりそうです。

なお日本においては、従来型ワクチンは国からの供給は終了しています。そのため、在庫の使用期限が切れた後は、ワクチン未接種の人が接種を希望しても打てない、という問題があります。初回接種から改良型ワクチンを使えるようになれば、この問題は無くなりますね。いまだに未接種の人の中に、これから心変わりして打つと決断する人がどれだけいるかは分かりませんが…

コロナワクチン、初期接種も改良型で統一 FDA諮問委が支持
米食品医薬品局(FDA)の諮問委員会は26日、新型コロナウイルスのワクチン接種について、今後は初期接種とブースター接種(追加接種)の双方で同じ変異株に対応したワクチンを使用することを全会一致で支持した。一方、全国民が年に1回接種する必要があるかを巡っては懐疑的な意見も出た。

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