2023-01

新型コロナ

新型コロナワクチンの接種が長期的な後遺症を減らしているという研究。

新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の長期的な後遺症について、デルタ株が広がるより前の期間(プレデルタ期)、デルタ株が広がっていた期間(デルタ期)、オミクロン株が広まってからの期間(オミクロン期)に分け、感染後3か月における症状を陽...
新型コロナ

中国・上海におけるCOVID-19の小児症例に関する大規模多施設コホート研究。3歳未満の小児は重症化しやすい。家族がワクチンを受けることで小児を新型コロナから守ることができる。

中国・上海市において新型コロナウイルスに感染した小児患者のデータを分析した研究。まとめると、以下のような内容となっています。36.8%の症例は無症状であったが、7.5%は中等度から重度のCOVID-19を有していた。3歳未満の小児では中等度...
新型コロナ

ジョージ・ワシントン大学の関係者を対象とした「新型コロナ後遺症」に関する調査結果。陽性の30日後、36%が後遺症に。「ワクチン未接種者」「喫煙者」は後遺症になるリスクが高い。

ジョージ・ワシントン大学の関係者(学生・教職員を含む)のCOVID-19患者1,338人を対象とした、コロナ後遺症の有病率と予測因子に関する調査結果。要点は以下の通りです。陽性判定の30日後にコロナ後遺症だったのは36%コロナ後遺症が多く見...
新型コロナ

新型コロナワクチン、アメリカでは初回接種より「起源株+オミクロン株」の2価ワクチンを用いる方向へ。日本も追従か。

現在、アメリカや日本では接種1・2回目は従来の「起源株(従来株)」対応のワクチンを用い、3回目の追加接種(ブースター接種)から「起源株+オミクロン株」対応の2価ワクチンを用いる、という形で新型コロナワクチンの接種が進められています。これが、...
新型コロナ

小児は新型コロナにかかっても、細胞性免疫・再感染への抵抗力がつきにくい可能性

小児は自然免疫による抵抗力が強く、新型コロナウイルスが早期に排除されるため、新型コロナにかかっても軽症・無症状で済む場合が大多数です。しかし以下の研究によると、同じように軽症・無症状で済んだ成人と比較しても、子供のほうが細胞性免疫や再感染へ...
新型コロナ

BA.5対応ワクチンの追加接種、XBB.1.5の発症を半減させるとの初期分析結果。

米国疾病対策予防センター(米CDC)が発表した初期データから、2価ワクチンの追加接種が、2価ブースター接種を受けなかった場合と比較して、XBB.1.5の発症を伴う感染を半減させることが分かりました。2価ワクチンを追加接種した人の罹患率と、従...
新型コロナ

オミクロン株対応2価ワクチンが、実際にオミクロンによる入院・死亡を予防するとの研究結果。従来型より効果がアップ。

アメリカにおいて、2022年9月~12月にオミクロン株対応2価ワクチンをブースター接種した107万人と、2022年5月から8月に従来型ワクチンをブースター接種した29.3万人を比較した研究において、2価ワクチンが従来型ワクチンよりオミクロン...
新型コロナ

ファウチ博士インタビュー「日本の新型コロナ対策がうまくいったのは『マスク着用』『3密の回避』が社会に受け入れられたから」

NHKのサイトに、アメリカ政府で新型コロナの感染対策を主導してきたアンソニー・ファウチ博士のインタビュー記事が掲載されています。新型コロナに関して、世界中の専門家が同意するであろう内容が、非常に分かりやすくまとまっています。記事の主なポイン...
新型コロナ

日本において、新型コロナにより親を失った子供の推計が3000人を突破。

2023年1月21日、新型コロナウイルス感染症(COVID-19)により片親もしくは両親を失った18歳以下の子供の推計が3100人となり、3000人を突破しました。新型コロナウイルスで亡くなるのは高齢者だけではなく、子供を持つ親世代も少なか...
ワクチン

HPVワクチンの1回目接種実施率が30.1%まで上昇。大幅に改善しているが、他国の接種率にはまだ遠い状況。

1月20日に、厚生労働省からHPVワクチンの実施状況が公表されています。 より子宮頸がんなどを予防するHPVワクチンの接種率については、80%を超える国も少なくない中、日本では2014年ごろから数パーセント未満という状況が何年も続いていまし...