アメリカにおいて、2022年9月~12月にオミクロン株対応2価ワクチンをブースター接種した107万人と、2022年5月から8月に従来型ワクチンをブースター接種した29.3万人を比較した研究において、2価ワクチンが従来型ワクチンよりオミクロンによる入院・死亡リスクを下げるという結果が示されています。
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以下の表にあるとおり、入院予防効果は従来型ワクチンが25.2%なのに対し、2価ワクチンは58.7%。入院or死亡予防効果は、従来型ワクチンは24.9%であるのに対し、2価ワクチンは61.8%。なおこれは、ワクチン未接種との比較ではなく、最初2回のワクチン接種は終えているものの、ブースター接種はしなかった人との比較です。ワクチン未接種者と比較すれば、有効性はさらに大きなものとなります。
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