日本集中治療医学会の全国調査によると、今年3月10日から8月15日に新型コロナで入院した子供(0~19歳)220人のうち、150人(68.2%)に基礎疾患がなかったとのこと。
入院の子、7割基礎疾患なし コロナ、健康でも重症化―感染「6波」以降・学会調査:時事ドットコム
新型コロナウイルスに感染して3月以降に入院した20歳未満の220人を分析したところ、およそ7割は基礎疾患がなかったことが8日、日本集中治療医学会の全国調査で分かった。オミクロン株流行が続く中、健康な子供でも一定の割合で重症化することが裏付けられた形だ。
以下の記事でも紹介した通り、子供の場合は発症から死亡までの日数の中央値が4日という調査結果もあります。
つまり、基礎疾患の無い子供がコロナに感染し、瞬く間に重症化して入院する、ということが起きています。そうなれば、後遺症が残る確率は上がりますし、死亡することもあります。もちろん、重症化・死亡する子供の割合は低いですが、どの子供が重症化するかは事前に分かりません。分かっているのは、新型コロナワクチンを接種した子供ほど、重症化・死亡する確率が低くなると言えそうだ、ということです。
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