厚生労働省は、ファイザー社が申請していた新型コロナワクチン「コミナティ筋注6ヵ月~4歳用」の特例承認を行いました。
新型コロナウイルスワクチンの特例承認について
生後6カ月からの乳幼児用コロナワクチン、国内初承認 厚労省 - 日本経済新聞
厚生労働省は5日、生後6カ月~4歳の乳幼児向けの新型コロナウイルスワクチンを国内で初めて特例承認した。初回接種の対象年齢を広げ、保育園や家庭での子どもの感染を抑える。米ファイザーが7月14日に製造販売の承認を求めて申請していた。従来型のウイルスをもとに開発したワクチンで、これまでは5歳以上で3回目までの接種が進んでいる...
8月までに、オミクロン株に感染した未成年が41人亡くなるなど、基礎疾患のない子供であっても重症化・死亡する例は少なくありません。今回の特例承認により、乳幼児を含むほぼ全世代が新型コロナワクチンを接種できることとなります。接種が進めば新型コロナによる犠牲者はさらに減るでしょう。
なお、接種対象となっていない6カ月未満の新生児については、妊婦がワクチンを接種することで胎盤を通じて抗体が移行するという研究結果が出ているので、一定の効果はありそうです。加えて周囲がワクチンを接種し、適切なマスクの着用、3密の回避といった感染対策をとることで、赤ちゃんを守ることができるでしょう。
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