2023-01

新型コロナ

新型コロナウイルスが上気道から消滅するまでの時間の長さが、長引く後遺症(ブレインフォグ・筋肉痛)の有無と関係しているという研究。

新型コロナにかかった後、長期間に渡って「ぼんやりして物事が思い出せない(ブレインフォグ)」「集中力が持たない」「ずっと筋肉痛が続いている」といった後遺症を訴える人がいます。以下の研究では、新型コロナウイルスが消滅するまでの時間の長さが、長く...
新型コロナ

5歳以下女児がコロナに感染、急性脳症で死亡。乳幼児もワクチン接種を。

神奈川で、5歳以下の女児がコロナに感染し、急性脳症で死亡。基礎疾患は無かったとのこと。経過を見ると、10日に発熱、11日に陽性確認、12日未明に体調が悪化して救急搬送され、搬送先の病院で死亡とのこと。このように、乳幼児が新型コロナに感染して...
新型コロナ

感染後のワクチン接種がコロナ後遺症のリスクを下げる、という研究。

アメリカの成人1832人を対象としたコホート研究。新型コロナワクチン未接種者は症状が長く続くこと、感染後のワクチン接種が有効なことが示されています。新型コロナ感染前にワクチン未接種だった人ほど、28日以上症状が続く割合が高い。ワクチン未接種...
新型コロナ

オミクロンが妊婦にもたらす影響に関する研究。ワクチン接種は重症化・合併症・死亡のリスクを大きく下げるという結果。

オミクロン蔓延期における、COVID-19の妊婦に及ぼす影響および新型コロナワクチンの効果に関する、18カ国41病院、妊婦4618人を対象とした大規模な前向き観察研究の結果が出ています。mRNAワクチンの妊婦に対する感染予防効果は、2回接種...
新型コロナ

新型コロナで様々な自己免疫疾患リスクが上昇する、という研究結果。

以下の研究において、新型コロナウイルス感染症(COVID-19)感染後、様々な自己免疫疾患リスクが上昇することが示されました。2020年1月1日から2021年12月31日の間に、3,814,479人が研究に参加(888,463人の症例と2,...
反ワクチン

HPVワクチンの目覚ましい効果。アメリカで子宮頸がん発生率が急減。だが、日本は反ワクチン派のデマにより接種していない女性が多いまま。

アメリカの最新がん統計によると、子宮頸がんの発生率が急減したとのことです。 より子宮頸がんが減っているのは、2006年からHPVワクチン接種が開始されたおかげです。グラフを見ても、ワクチンの効果が出始めた2012年から子宮頸がんの発生率が急...
ワクチン

モデルナ社、試験中のRSウイルス用mRNAワクチンの高齢者に対する症状予防効果が84%と発表。

モデルナ社が、RSウイルスワクチンの高齢者への症状予防効果が、後期試験で83.7%だったと発表しました。RSウイルスは、高齢者だけでなく幼児の命も多く奪っている、厄介なウイルスです。ワクチンの登場が待望されており、モデルナだけでなくファイザ...
新型コロナ

新型コロナはインフルエンザより「後遺症」リスクが大幅に高い 名古屋工業大学

名古屋工業大学の平田晃正教授らのグループによると、インフルエンザに感染した人に比べて、新型コロナウイルスに感染した人の方が、一定期間経っても、せき、呼吸困難、味覚・嗅覚障害で受診する割合が大幅に高いことが分かったとのこと。インフルエンザの後...
新型コロナ

日本も新型コロナに繰り返し感染してしまう社会へ。子供にもワクチンの接種を。

「新型コロナは何度でも感染する」ということを知らない人、少なくないようです。ニュースも見ないような人が、そういった思い込みをしているのでしょうか。親がそういうタイプだと、割を食うのは子供ですね。ごくうDrhimajinn子どものコロナ既感染...
新型コロナ

オミクロン株対応ワクチンの有効性と安全性【接種開始から4ヶ月】

接種開始から4ヶ月が経過したオミクロン株対応ワクチンの有効性と安全性について、感染症専門医の忽那賢志先生の記事が出ています。記事のポイントは以下の通りです。BA.1対応ワクチンとBA.4/5対応ワクチンの有効性に差は無し。BA.5やBQ.1...