感染後のワクチン接種がコロナ後遺症のリスクを下げる、という研究。

アメリカの成人1832人を対象としたコホート研究。新型コロナワクチン未接種者は症状が長く続くこと、感染後のワクチン接種が有効なことが示されています。

  • 新型コロナ感染前にワクチン未接種だった人ほど、28日以上症状が続く割合が高い。
  • ワクチン未接種の患者が感染後にワクチンを接種すると、6ヶ月後にコロナ後遺症の症状を訴える割合が41%低下する。
  • 新型コロナに感染すると、症状が出て6ヶ月後の時点で、肺・糖尿病・神経・メンタルヘルス関連の医療機関を受診するリスクが高くなる。
COVID-19 Symptoms 6 Months After Onset and the Role of Vaccination for SARS-CoV-2 Infection
This cohort study investigates factors associated with COVID-19 symptoms in the 6 months after infection and compares the frequency of medical encounters before...

第8波でも、多くの先生方が「ワクチン未接種者ほど症状が重い傾向、新型コロナ特有の肺炎も見られる」と言われていますが、それと符合する研究結果だと思います。Twitterでは、ワクチン未接種で新型コロナになり、長期に渡り後遺症に苦しみながらもワクチンは決して打たない、という人も見られますが…早くワクチンを打っていれば、そんなに苦しむことはなかったのではないか、と思われます。

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