以前、反ワクチン派が「3か月に1回ワクチンを打つなんてとんでもない！」と、勘違いして騒いでいるという記事を書きました。
既にオミクロン株対応ワクチンを接種した人の中にも、この勘違いをしている人がいるようです。Twitterで複数の人が、「オミクロン株対応ワクチンを接種して3か月経ったのに接種券が届かないので、市役所に問い合わせたら1回で終わりだと言われた」といったことを書いています。
特に「起源株＋BA.1」のオミクロン対応ワクチンを打った人の中に、「起源株＋BA.4-5」のワクチンを追加で打ちたいと考える人が一定数いるようです。しかし、現在のところオミクロン株対応ワクチンの接種は1人1回のみ。高齢者の多くは5回目、それより下の12歳以上なら3回目もしくは4回目でオミクロン株対応ワクチンを接種しているでしょうから、2023年2月3日時点では、それ以上は打つことができません。
ですが、アメリカでは感染力を増した株XBB.1.5が感染者の6割を超えており、このままでは日本にも広がるでしょう。高齢者の6割程度が昨年11月～今年1月ごろに5回目を打っているので、ゴールデンウィークあたりには抗体価が下がり、感染・発症する人が増えるようにも思われます。感染者数が下がっても油断せず、引き続き、マスク着用・3密の回避による感染対策は必要でしょう。
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