藤沢市が「線虫がん検査キット N-NOSE」を「ふるさと納税」の返礼品に加えたところ、人気となり寄付が集中しているそうです。しかし、このニュースに対し、多くの医師や研究者などから批判の声があがっています。
- 藤沢市が「線虫がん検査キット N-NOSE」をふるさと納税の返礼品に加え人気に。
- この「線虫がん検査」、テレビに何度も取り上げられたほか、山本耕史などの芸能人を起用したCMも流れているが、インチキとしか評価しようが無い。
- この検査を信じると、まともながん検診を受けなくなる危険、がんなのに「陰性」と判定されて放置して命を落とす危険、がんではないのに「陽性」と判定されて無駄に時間とお金を浪費させられる危険がある。絶対に受けるべきではない。
https://news.line.me/detail/oa-kanagawa/b8nq56j83r6d?mediadetail=1
N-NOSEの問題点については、「詐欺医療」の批判を続けられている上松正和先生の動画とツイートが詳しいです。
NATROM先生も批判されています。
「尿1滴で全身のがんを調べられる検査」はおすすめしない…現役医師がそう断言する理由 陽性だと精密検査を大量に受けることになる
がん検診には、さまざまな種類があるものの、どこまで受けるべきなのか。内科医の名取宏さんは「がん検診はたくさん受けるほどよいわけではない。あらゆる検査には利益と害があることを知っておいてほしい」という――。
以下に、この件を批判されている他の先生方のツイートを紹介します。
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