新型コロナワクチン 3回接種者より4回接種者のほうが感染しにくいという研究結果。

イスラエルの医療従事者29,611人を対象とした以下の研究によると、新型コロナワクチン3回接種群より4回接種群のほうが、ブレークスルー感染する割合が低かったとのこと。

反ワクチン活動家などが「コロナワクチンを打つほど感染する」などと根拠もなく言っていますが、この研究を含む多くの研究により「コロナワクチンを打つほど感染しない」「コロナワクチン接種感染を完全に防ぐわけではないが、感染する確率は下げている。追加接種により効果は高まる」という結果が出ています。

  • 3回接種群のブレークスルー感染率: 19.8%
  • 4回接種群のブレークスルー感染率: 6.9%
Association of the Fourth BNT162b Vaccine With SARS-CoV-2 Infection
This cohort study of health care workers in Israel evaluates whether a fourth BNT162b2 vaccine dose lowered breakthrough infection rates of SARS-CoV-2.

以下は結果部分のDeepL翻訳、および付随の表です。

合計29 611人のイスラエルのHCW(19 381人[65%]女性、平均[SD]年齢、44[12]歳)が2021年8月から9月の間に3回のワクチン投与を受け、このうち5331人(18%)が2022年1月に4回目を受け、接種後1週間までに感染していなかった。全体のブレークスルー感染率は、4回接種群では5331人中368人(7%)、3回接種群では24280人中4802人(20%)だった(相対リスク、0.35;95%CI、0.32-0.39)。3回目のワクチンを受けた正確な日によるマッチング解析(相対リスク、0.61;95%CI、0.54-0.71)および時間依存のCox比例ハザード回帰モデル(調整ハザード比、0.56;95%CI、0.50-0.63)で同様の減少がみられた。両群とも、重篤な疾患や死亡は発生しなかった。

https://jamanetwork.com/journals/jamanetworkopen/fullarticle/2794864
https://jamanetwork.com/journals/jamanetworkopen/fullarticle/2794864 より

参考(随時追加)

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