オミクロン株BQ.1.1には中和抗体薬で有効なものは無い、という研究結果。小林龍フォローする1.2万人のフォロワー 2022.11.202022.11.20以下、新型コロナウイルス感染症の治療に用いられている各「中和抗体薬」の効果を、変異株ごとに調べた研究。今後、主流になりそうなBQ.1.1(通称「ケルベロス」)は中和が不十分で、治療効果が得られない可能性があるとのこと。Just a moment...https://www.thelancet.com/journals/laninf/article/PIIS1473-3099(22)00733-2/fulltext より参考(随時追加)SukunaSukunaBikona7BQ.1.1、BJ.1、BA.2.75.2、BA.4.6に対する中和抗体薬。BQ.1.1に対しては現在臨床的に用いられている中和抗体薬で有効なものはなし。BQ.1.1とBJ.1以外にはベブテロビマブが高い中和活性あり。BJ.1はチキサゲビマブやソトロビマブなどが中程度の活性あり。https://t.co/bB2v7hQem1→ pic.twitter.com/blPffHmm4CNovember 19, 2022SukunaSukunaBikona7BQ.1.1に対しては中和抗体薬で有用なものが現時点ではなさそう。それ以外については何かしらある程度使えそうなものがありそう。November 19, 2022大津秀一🍀医師の医療情報🍀早期からの緩和ケア外来🍀院長🍀「どこでも緩和®」オンライン全国対応shuichiotsu今後流行の主力になると見られているBQ.1.1ケルベロス等各"抗体治療薬"がBQ.1.1に対してどうか調べた新研究(Lancet Infectious Diseases)来るべき時が来たというべきか右下の様にBQ.1.1は既存抗体薬いずれにも耐性流行ってくると抗体薬では厳しく高リスク者には経口抗ウイルス薬の検討必要とした pic.twitter.com/WmypT60mbiNovember 19, 2022大津秀一🍀医師の医療情報🍀早期からの緩和ケア外来🍀院長🍀「どこでも緩和®」オンライン全国対応shuichiotsu・出典https://t.co/EO1v50s2egBQ.1.1ケルベロスなどの比率が増してくると、抗体治療は厳しそうな印象基本は標準的な感染対策、接種、リスクがあって適応となっている人への経口抗ウイルス薬ということになろうNovember 19, 2022Mugen UJIIE (氏家 無限)carpe_diem0820in vitroでの評価では、BQ.1に対しては、べブテロビマブも活性が低下し、開発された全ての中和抗体薬に耐性を示す結果に治療にはモルヌピラビルやパキロビッドなどの抗ウイルス薬を選択する必要性を示唆Omicron sublineage BQ.1.1 resistance to monoclonal antibodieshttps://t.co/oOglWJgx31 https://t.co/EAMKlOyaBr pic.twitter.com/v9wg0u0UxyNovember 21, 2022
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