COVID-19患者の症状の重さを調査したところ、新型コロナワクチンのブースター接種を受けた人ほど症状が軽く、次に軽いのが2回接種の人で、未接種の人ほど症状が重いという研究結果が出ています。
https://academic.oup.com/cid/advance-article/doi/10.1093/cid/ciac772/6702474?login=false
以下は、要旨の結論部分のDeepL翻訳です。
親臨床試験には1323名が前向きに登録され、そのうち1062名(80%)が日々の何らかの症状データを前向きに記録していた。このうち、ワクチン未接種は480人(45%)、一次接種のみは530人(50%)、ワクチン増量は52人(5%)であった。ベースライン時および14日間にわたる全体的な症状の重症度は、ワクチンブースト群で最も低く、ワクチン未接種群で最も高かった(P < 0.001)。個々の症状は、咳、悪寒、発熱、吐き気、疲労、筋肉痛、頭痛、下痢、および匂いと味の異常など、ワクチンブースト群で最も深刻であった。結果は、デルタバリアントとオミクロンバリアントの期間にわたって一貫していた。
https://academic.oup.com/cid/advance-article/doi/10.1093/cid/ciac772/6702474
オミクロンの登場により、新型コロナワクチンの感染予防効果は下がってしまいましたが、重症化予防効果は高いままです。さらに、この研究で症状を軽くすることも確定的となりました。ならば、「ブレインフォグ」などの後遺症になるリスクも下がることが期待できそうですね。今後、そういう研究結果も出てくるでしょう。
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