新型コロナウイルス(SARS-CoV-2)や新型コロナウイルス感染症(COVID-19)に関するデマ(コロナデマ)を流した人物をまとめています。掲載するのは悪影響が大きいと考えられる人物に限定しています。
このページでは、名前(読み)が「か〜こ」で始まる人物を掲載しています。
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KAITO
内科医を自称し、新型コロナに関するデマ・陰謀論を発信し続けているTwitterアカウント。新型コロナ以外にも、「ケムトレイル」「人工地震」「気象操作」「アポロ計画捏造説」など、多くの陰謀論を流している。
GACKT
歌手・俳優・YouTuber。陰謀論者。デルタ株が広がりつつあった2021年5月に「コロナは風邪」と主張。
掛谷英紀
筑波大学システム情報系准教授。妄想に基づく珍説でコロナ対策、とりわけワクチン接種を批判。「武漢型対応のワクチンはオミクロンBA.5にはほぼ無効」「オミクロン株はスパイク蛋白の人工的改変でできた」「感染による免疫はワクチン以上なので既感染者にワクチン接種は不要」といったデマを流してきた。
影山博英
弁護士。ワクチン・マスク着用に対して否定的なツイート多数。ノーマスク・反ワクチンを讃えるポエムのようなツイートも見られる。
片岡ジョージ
漫画家。反マスク・反自粛・反ワクチンの立場から、人を侮辱する漫画を描き続けている。
片山さつき
自由民主党所属の参議院議員。フェイスシールド・マウスガードをつけてノーマスクで活動、次亜塩素酸水による空間除菌を推進など、科学リテラシーに反する言動多数。過去には池田としえの反HPV活動を応援していた。
加藤正二郎
江戸川病院 院長。「BCGや日本脳炎ワクチンがコロナに効いている」「ワクチンが感染と症状悪化を促進している」などのデマを流布。
加藤登紀子
歌手。反ワクチン派のデマを真に受けて何度も拡散している。
門田隆将
ジャーナリスト。自身の妄想を根拠に多くの感染症対策を否定し、医師・専門家を批判しつづけている。デルタ蔓延期に「5類にすべき」と説き、イベルメクチンの効能を信じるなど、浅慮極まりない発言多数。
金子勝
経済学者。淑徳大学大学院客員教授。慶應義塾大学名誉教授。妄想に基づき、コロナ分科会や尾身会長を「ゴミ」などと侮辱しつづけている。
金城信雄
かねしろクリニック(豊中市)院長。反コロナワクチン・反マスク。職域接種に問診医として入り、不安を煽り接種をやめさせたことがある。
上久保靖彦
医学者。コロナ禍の初期、「日本人は新型コロナの集団免疫を得ている。自粛もマスクも必要なし。」などと主張。
上昌広
医師。コロナ禍の初期より、テレビなどでデマ発言、誤った認識による政策・医療批判など多数。
神谷宗幣
陰謀論信奉者。反ワクチン・反マスク。コロナ前から陰謀論・ニセ科学・ニセ医学・トンデモ歴史動画を多数配信。新型コロナ対策を妨害してきた人物の中でも、極めて悪質な者の1人。
コロナ禍の中、政治団体「参政党」を結成。コロナ禍で「反ワクチン」から「陰謀論」に傾倒する人が増えたことを利用し、支持者を増やした。2022年には、参議院選挙比例区から参政党公認で立候補し、初当選。参政党は「国政政党」となった。
反ワクチン・陰謀論・ニセ科学・ニセ歴史をネットや演説、党員向けのイベントや勉強会で発信し続け、陰謀論信者を増やしている。ワクチンだけでなく、医療全般にも否定的な発言を繰り返しているのが許し難い。身内が神谷宗幣および参政党の「信者」となり、陰謀論やニセ医療の話ばかり聞かされるようになった人の嘆きは、毎日ネット上に流れている。
亀井弘喜
陰謀論者。コロナは茶番派。反ワクチン・反マスク。細川博司とコラボ。
川上浩一
国立遺伝学研究所教授。妄想に基づき「PCR試薬は潤沢」「不活化ワクチンは変異にも強い」などのデマを流した。学者とはいえ畑違いなのに、臨床現場の声も聞かず、リソースや総コスト、社会情勢、そして人権も考慮せず、「無症状者への大規模PCR検査と隔離」を主張。
出鱈目な理屈でmRNAワクチンの危険性を煽り、中国ワクチンを推奨していた。しかし結局、自身もmRNAワクチンを接種したようだ。
川上浩一は、時に理にかなった主張をすることがある一方で、臨床現場の声も聞かず、統計データも見ず、自らの知識と思い込みに基づいた反体制的主張で政策批判を行う傾向がある。Twitterでは、継続的に尾身会長をはじめとするコロナ分科会の専門家を侮辱しつづけている。
河添恵子
自称・ノンフィクション作家。陰謀論者。「新型コロナは人工ウイルス・生物兵器」「武漢のウイルス研究所が破壊された」などのデマを流した。
川田龍平
参議院議員。立憲民主党所属。反ワクチン。次亜塩素酸水による空間除菌を推奨。
「子どもへのワクチン接種とワクチン後遺症を考える超党派議員連盟」の会長。議員会館に福島雅典(京都大学名誉教授)、小島勢二(名古屋大学名誉教授)、井上正康(大阪市立大学名誉教授)、宮沢孝幸(京都大学准教授)など、コロナデマばかり流している人物を招いて「勉強会」などを開いている。
河村たかし
名古屋市市長。「自然免疫でコロナと戦うのが一番」「飲んで歌って免疫作る」「ワクチンを打ったほうが患者と死亡者数が多くなる」など、誤った認識に基づく言動多数。
川裕一郎
石川県議会議員。参政党ボードメンバー。反ワクチン・反マスク。
北條智彦
立憲民主党所属の政治家。コロナワクチンについて「永久不妊」「接種者の息や汗からスパイクタンパク質が放出される」などのデマを発信した。
菊川征司
作家。陰謀論者。コロナウイルスもワクチンも陰謀だと主張。
城戸康年
大阪公立大学大学院教授。「コロナはただの風邪」「東京五輪後にマスクを外すべきだった」「マスクをしていても何度も波が来たんだから外しても同じ」「新規陽性者を数え続ける限り波は続く」「ワクチン4回目以降のメリットわからない」などと、テレビ番組に出演して発言。
木原功仁哉
弁護士。反ワクチン・反マスク。「ワクチンはビル・ゲイツによる人口削減計画」などと主張。
木村正治
元・東大阪市市議会議員。陰謀論者。反ワクチン。Facebookに陰謀論ばかり投稿している。新型コロナ関連では「今、自衛隊が大変なことになっています。上から567液体の注入命令がきて逆らえず、多くの部隊、駐屯地で体内注入。」という、常軌を逸した投稿も。「3.11は人工地震」「アポロ11号は月へ行っていない」「子宮頸がんワクチンに不妊成分」などとも主張。
木村盛世
医師。テレビ番組で「新型コロナはインフルエンザと同等」「新型コロナはインフルエンザより死者数が少ない」などデマを多数吹聴。
勤務医団の本音(JPN_Doctors)
「子育て中の勤務医たち」と称し、新型コロナに関するデマをツイートし続けているアカウント。以前は「現役医師」という名前で同様のツイートを繰り返していた人物だと思われる。
2022年3月、日本小児科学会に「勤務医団のメンバー」と「全国有志医師」の連名で「嘆願書」を提出したと投稿。
同内容の嘆願書に「国立病院機構 内科診療部呼吸内科 三浦由記子」「東京女子医科大学付属足立医療センター小児科 東範彦」の名前が記載されており、この「勤務医団の本音」アカウントと何らかの関係があると思われる。
倉田真由美
漫画家。反マスク・反ワクチン。小林よしのりの反ワクチン・反マスクイベントなどに参加。
倉山満
自称・憲政史家。コロナ対策軽視の大木隆生を信じ、「医学の知識なんかないので、検証しようがない」と言いつつ、尾身氏などの専門家や医師を口汚く批判し続けている異常な人物。
神谷宗幣による陰謀論まみれのYouTubeチャンネル「CGS【チャンネルグランドストラテジー】」の立ち上げに協力。自身も出演し、神谷との共著まで出していた。しかし、参政党には参加していない。
倉持仁
医師。インターパーク倉持呼吸器内科 院長。
「ワクチンの効果で次の波は大規模な感染が増える」
「医師が経過をきちんと見て適切に治療をすれば、ほとんどの人が死なずにすむ病気になってきている」
「ワクチンを打とうがうたまいが、きちんとした医療供給体制さえ確保できれば今コロナで命を失うことはない」(千葉真一の訃報に際しての発言)
「10代でも、20代でも亡くなる方を、我々は週に1回とかは見ている」
など、間違い・誤解を招く表現・デマをマスメディアやネットに繰り返し発信し、多くの批判を受けてきた人物。
新型コロナへの有効性が確認されていないイベルメクチンを、希望者に自費診療で処方するとTwitterに投稿し、医療法違反を指摘されたこともある。
さらに倉持仁は、新型コロナに感染した患者(自宅療養者なので軽症とみられる)に、イベルメクチン ・フロモックス (抗生剤)・デカドロン(ステロイド)・ファモチジン・アセトアミノフェンという、「高確率で効果が無い薬」「絶対に効果が無い薬」「かえって悪化させる恐れのある薬」をセットで処方していた。
黒川敦彦
政治団体「つばさの党」代表。陰謀論者。反ワクチン・反マスク。
各地でノーマスク演説会を行い、2021年8月に新型コロナに感染。PCR検査を受けイベルメクチンを飲んだことから、同じく陰謀論者で反ワクチンの内海聡らに裏切者扱いされた。
甲野善紀
自称・武術研究者。Twitterに新型コロナを軽視し、コロナワクチンを否定する投稿を行い続けている。
小杉竜一(ブラックマヨネーズ)
吉本興業所属のお笑いタレント。コロナは風邪派。テレビでコロナ軽視論を繰り返し流布。
児玉慎一郎
外科医。医療法人社団それいゆ会 理事長。宝塚市でコロナ患者の訪問診療に従事。反マスク・反コロナワクチン。ワクチン未接種・ノーマスクで診察を行う。「感染対策に必要なのはワクチンではなく免疫力アップ」と主張。井上正康・長尾和宏・宮沢孝幸と共に代表発起人として「関西有志医師の会」を立ち上げ。
児玉龍彦
東京大学先端科学技術研究センター名誉教授。テレビなどでコロナに関するデマ発言多数。「PCR検査の鼻からの検体採取は奥まで入れる必要は無い」「厚労省にコネのある人はみんなアビガンを飲んでいる」「尾身さんは間違いだらけのことを言い続けている」など。
失敗に終わった「誰でも、いつでも、何度でも」PCR検査が受けられるようにする「世田谷モデル」の提唱者。
後藤均
ごとう整形外科/手外科クリニック(仙台市)院長。東北有志医師の会発起人。反コロナワクチン。
小畑治彦
元・東大阪市議。陰謀論者。反コロナワクチン・反マスク・コロナは茶番派。細川博司が代表の「自立と共生」のメンバーとして全国で反ワクチン・反マスク街宣を行った。その後、「天命党」を立党して活動。陰謀論者の船瀬俊介、池田としえとも懇意。
小浜逸郎
評論家、国士舘大学客員教授。陰謀論に基づき反ワクチン・反マスクを主張。2023年3月31日、膀胱がんのため死去。
小早川智
自然科学研究機構(岡崎市)の研究者を自称。コロナワクチン・マスクは不要と主張。緑茶・味噌・蜂蜜ヨーグルトなどによるコロナ治療を提唱。「超過死亡が増加した原因はワクチン」「サル痘の原因はコロナワクチン」「コロナワクチンの毒が母乳を通して赤ちゃんに行く」などと主張。
小林よしのり
漫画家。荒唐無稽な理屈を並べ、反ワクチン・反マスク・反自粛を漫画やブログなどで主張。井上正康・宮沢孝幸などのコロナデマ論者を招き、繰り返し反ワクチン・反マスクイベントを開催。新型コロナ対策を妨害してきた人物の中でも、極めて悪質な者の1人。
Covi ユニ
医師を自称するTwitterアカウント。反ワクチンデマツイート多数。
近藤誠
「詐欺がん治療」で有名な医師。「がんの手術は寿命を縮めるだけ」「抗がん剤は効かない」「検診は無意味」など、信じた人の命を奪う危険な内容の本を出し続け、ベストセラー作家となった人物。ワクチン全般について、コロナ禍前から否定的だった。
新型コロナについても「マスクと手洗いは無効」「三密回避も無駄」「PCRや抗体検査はインチキ」「コロナはただの風邪。ワクチン接種で亡くなる人の方が多い」など、荒唐無稽な主張を著書などで繰り広げていたが、2022年8月13日に虚血性心疾患で死去した。しかし、近藤誠の流布したコロナデマを含む「医療否定論」は、今後も悪影響を及ぼし続けると考えられる。
コメント
小島勢二 名古屋大学名誉教授と神戸の小林有希医師
https://www.facebook.com/yuki.kobayashi.12979
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